社用車 事故謝罪 これほど面倒な業務は無い

事故の謝罪はできる限り避けたい仕事

業務上で社用車を使わなければ仕事にならない職種は多くあると思いますが、私も過去に社用車による事故での謝罪経験がありますが、正直 二度とやりたくない仕事の一つです。

社用車での事故にも様々なレベルがあります。

ガードレールや標識等 道路上の公共物に接触した時の事故には謝罪はありませんが、特に被害者側が負傷した場合などは保険会社任せにすると大問題に発展するケースがあります。

最悪なのは生命の存続に伴う事故だったり、後遺障害が残ってしまうような事故であれば管理者はとても大変です。

私の経験ですが、特にケガなど対人を伴うケースであれば保険会社への連絡は後回しにしても問題ないので、とにかく管理者が現場または病院に駆けつけて誠意を示すことです。

被害者側は優しい方から感情的になる方もいるかもしれませんが、事故を起こした当事者には怒りがあっても監督責任者や管理者に直接的に怒りをぶつけてくることは稀だと思います。

被害者側の感情を考えての行動

人は感情を持った生き物ですから、先に誠意をもって接触することで相手も人なので顔を見せておくと厳しいことを言うケースは殆どありませんでした。

しかし…。
これが謝罪を遅らせると損害賠償よりも怒りが込み上げてきて感情的になり、トラブルになるケースが多々ありました。

あと、よくある質問ですが謝罪時に賠償の話をしてきた場合はどうすればいいのですか?

という質問ですが、車には車検が切れていなければ通常は自賠責保険に加入しています。
自賠責保険は対物はありませんが、対人について1名につき死亡3000万円 ケガは120万円 人数の上限はありません。
※2021年度現在(保障内容が変わる可能性があるため)

また自賠責保険は被害者請求もできますし、加害者側の請求も可能です。

保証内容についても安心させてあげる

恐らく業務で使用する車両で大手運送会社やタクシー会社以外であれば任意保険に加入していると思いますので被害者側には十分な保険に加入しているので金銭面ではご安心ください。

と答えるのが正解だと思います。

厄介な被害者で保険で出ない場合は企業で保証しろ!

なんて言ってくる場合あるかもしれませんが、一担当者であることを伝えて、できる限りのご要望にお応えできるよう努力いたします。

と答えるのが後々のトラブル防止になると思います。

できれば事故を起こさない・起こさせないが一番ですが、弊社では実績ある「クルマの運転通信教育」として中小企業から大手企業までeラーニング方式での従業員向けコンテンツを提供しております。

ご興味がございました、どうぞお気軽にお問合せください。

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